山行報告2001-INDEX


【講習会報告】2001.06/13up

講習会風景○平成13年度遭難救助研修会−救急法−
(神奈川県山岳連盟遭難対策委員会主催)

【日時】2001.6/10(日)9:00〜16:00
【場所】神奈川県立山岳スポーツセンター
【参加者】大友、吉野、渡辺、安藤、村松
【講師】左澤重明氏(日赤神奈川県支部委託救急法講師)
【講習内容】
1:人形を使用した心肺蘇生法
2:三角巾を使用した応用包帯、捻挫の手当て
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 救急法講習会に参加してきましたので報告します。
今回は講義よりも人形を用いた実技の実技を優先するので、全員 心肺蘇生法を覚えて帰るようにとの講師の方からのお話がありました。 心肺蘇生法は、とっさの時に生死を決める(かもしれない)とても重要な救急法だからだそうです。1日の講習では、とても十分とは言えませんが、蘇生法の実技を何度も繰り返しでやらせていただき、少しは身についたのではないかと思います。ちなみに、私も含めて人工呼吸の際、つい吹き込みすぎてしまう傾向があるようです。で、今度は弱めにやってみると全然たりなかったりして。気道確保が甘い場合も空気が通らないので、注意が必要だと思いました。以下、去年のデラちゃんの報告に一部手を入れる形で報告させていただきます。(デラちゃん、勝手に引用させていただきますがお許しを!! 去年とは心肺蘇生法の数値に変更があります。これは、まだ赤十字から正式発表されてはないものの、最新の値だそうです。講師の先生は、「今のところNHKで放送された最新のやりかたとしか言えないが、いずれ赤十字内でもこのやり方に統一されるはずです。」とおっしゃってました。
変更したところには、◆印をつけておきます。)
参加者の方は、間違い・不足等ありましたら、補足お願いします。


-- 蘇生法の手順 --
●「」内は実際に声を出して自分の行動を確認します。

(1) ●「傷病者発見!!」
(2) ●「周囲の状況の確認!」
       ↓
   ●「異常なし!」
       〈補足〉・傷病者がいる場所は危険なところが多いので
        二次災害の恐れがあります。まずは、自分の安全の確認から。
(3) 傷病者に近づきながら、●「大出血、大きな四肢の変形なし!」 
(4) 意識の確認
   ●「もしもし、もしもし‥‥」
      〈補足〉傷病者の足側の手で、手前の肩を叩く。声は徐々に大きく耳元で。
       ↓  ●「意識なし」
(5) 協力者の要請
   ●「人が倒れています。誰か協力してください。」    
(6) ●「気道確保」
    〈補足〉・意識がないと全身の筋肉弛緩します。
        ・舌を支えている筋肉が弛緩すると呼吸が停止してしまいます。
(7) ●「呼吸の確認」
    〈補足〉・ほほを鼻に近づけ顔を胸の方に向けて確認
        ・5〜10秒程度かける
    →●「呼吸あり」
     横向き体位にする。
     (あごを前に出して気道を確保するのを忘れないこと)//
    →●「呼吸なし」
(8) ●「人工呼吸開始」
    〈補足〉・2回ゆっくり吹き入れる。
        ・吹き込む量は2倍程度(800〜1200cc)
         --> ◆吹き込む量は500〜800cc(10ml/体重Kg)
             多く吹き入れ過ぎると胞の損傷をまねいたり、胃に空気 がまわり横隔膜がおしあげられて、
             帰って空気が肺に入ら なかったりする。
        ・1回の吹き込む速さは1.5〜2.0秒
        ・吹き込みすぎは、胃の内容物の戻しや横隔膜を上げ効果を下げる
心臓マッサージ(9) ●「脈の確認」
    〈補足〉・喉仏の左右にどちらかにあるのでそこで確認する。
        ・5〜10秒程度かける
     →●「脈あり」
      ●「人工呼吸継続」5秒に1回吹き入れる
        《フー、2、3、4、5、フー、2、3、4、5、のリズム》//
        --> ◆フー(2秒)、3、4、5、のリズム
     →●「脈なし」
(10)●「心臓マッサージ開始!」
      15回圧迫し、2回吹き入れる〔1セット〕を4セットする。
      《フー、フー、心臓マッサージ15回、フー、フー、のくり返し》
       --> ◆圧迫の回数:毎分100回くらい、3.5〜5cm押し下げる
      〈補足〉・圧迫の深さは3〜4cm(30〜40kg)
        ・腕をのばし体で押し込むかんじで
        ・木魚のリズム

★要注意!★
  心臓マッサージでの圧迫点は、とても微妙な場所にあります。
  “圧迫点、圧迫の方法(手の置き方)は実践的な訓練が不可欠”です!
  間違った方法をとると、肋骨が剥離したり危険とのことです。
  講習を受けて訓練して下さい。

(11)1分後(4セット終わったら)
    ●「自発脈の確認」
        ↓
    ●「脈なし」
(12)●「心臓マッサージの継続!」
    3分30秒まで続ける。

--気道内異物の除去--
○背部叩打法
  1.相手を前屈させ、腕をお腹の間にはさむ。
  2.お腹を押さえた腕を上に押し上げつつ、肩甲骨と肩甲骨の間を手で叩く。(4 回程度)
○ハイムリック法
  1.相手の背後につき手を前に回し両手で“グー”をつくる。
  2.両腕で相手の脇をしめてから“グー”に力をいれる。
○ハイムリック変法(相手をねかせてまたがり、ハイムリック法をする)
○指でかき出す方法  口に指をいれて頬にそってかき出す。

--ねんざの手当て--
○まず冷やす
○テーピング(足首の固定)
○くつをはき、その上から三角巾で固定

★★ お知らせ ★★
8月に、救急法の正規の講習会があるそうです。
例年定員30名にたくさんの応募があるそうで、抽選になったり するそうですが、本格的な勉強ができます。
日程と応募方法は以下の通り。
【日時】8/11(土)13:00〜21:00、8/12(日)9:00〜17:00、8/18(土)13:00〜21:00、8/19(日)9:00〜17:00
【場所】川崎市立中原市民病院(武蔵小杉イトーヨーカドー前)
【費用】教材費3000円
【応募方法】往復ハガキに、住所、氏名、生年月日を書いて、以下の住所に。
        川崎区榎町7−3−901 左澤重明 氏宛て      
以上
村松@森羅

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安藤@森羅
 村松さんに詳細をまとめていただいたので、 私は補足というか、軽い感想を報告します。私は人形実技は数年前に一度やったことがあり、今回で2回目。 しかし人工呼吸のやり方なんかは既に忘れてしまっていました。 実際に使うということを考えると、これからも時々復習する必要がありそうです。講義が進むとだんだん思い出してくる。確か前回は「吹き込みすぎ」だった... 今回の講義によると息の吹き込み量はさらに少なくて良いとのこと。500mLがどれだけ少ないかというと... カモノハシ水筒にプッと息を吹き込むとすぐに膨らみますが、これで1000mL。 500mLは本当にちょっとです。 あと口を当てるときに、自分はかなり大口を開けて相手の口を完全に覆い塞がないと息が漏れます。これはあわてていると結構失敗しそう。 「ぷー」と吹き入れるより、「はー」という感じの方が具合が良さそうです。脈は頸動脈に指を当てて感じ取るのですが、これが結構難しい。 ためしに参加者同士で調べっこしてみたのですが、 人によって場所が違ったりするので結構わかんないです。ところで..... われわれは昼食に、カレーを食うわラッキョウを食うわで、 アニーちゃん(人形の正式名称)が臭くなってみんなに嫌われてしまうのではないかと心配したのですが、実は彼女の肺は一回こっきりの使い捨て取り替え式だったのでした。 みなさん安心して練習してください。


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