山行報告2001-INDEX


【会山行報告】2001.07/06up

目の前の前穂を眺める(ヒュッテ大槍にて)----------------------------
槍穂速駆け山行 報告
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※悪天候の為キレット越えは断念し槍ヶ岳のみとなる

期日:2001/06/29N〜7/02(日)
場所:北アルプス・槍穂周辺
目的:マッターホルントレーニング
メンバー:計12名
A隊・槍穂組 CL川名/菅野/清水/人見/吉野/大友/柴山
B隊・涸沢組 L中山/黛/張/西川

A隊の行程と行動内容
[槍ヶ岳ピストン]

6/29(金)小雨
各自移動→上高地集合6/30.06:00〜06:30
6/30(土)雨〜豪雨(強風)
上高地発6:55〜7:40明神7:45〜8:25徳沢8:45〜9:30横尾10:00〜11:00槍沢ロッジ11:50〜15:30殺生ヒュッテ※素泊まり泊(\5,250/1名)

雨の横尾 清水車組遅れの為出発が7時近くとなる。雨は小雨程度だが待機する程ではない。 最初歩調が遅かったが、今回の山行はMHトレーニングのためスピードを速めさせる。荷物も軽いはずなのにあまりスピードが出ないのは天候の為か。横尾までの所要時間は1時間半程度でまずまず。横尾辺りから雨足が強くなり、出発が遅れる。横尾から涸沢組B隊と別れ、本格的にトレーニングに入る。A隊は各チーム(2名)に別れ、槍沢ロッジと殺生ヒュッテで合流とし各自行動とする。横尾〜槍沢ロッジ間は、地図上のコースタイムでは1時間40分であるが、速い組で60分、遅い組でも70分にて到着した。更に雨足が強くなった為しばし待機したが、一向に回復しないので出発とする。人見組が遅れ気味であったため、しばらく同行するが、MHトレーニングでもあるため途中より先行する。大曲手前より雪渓が出てきたが、キックステップで登行する。雪はザクザクで柔らかい。雨足は変わらないが順調に登行し、川名組、白土組は地図上のコースタイムよりも1時間速い14:00 仙人岩小屋下の水場着。ずっと下に清水組が見えたか、人見組の姿が見えない為しばし待機する。全身びしょ濡れの状態で、30分ほど待機するが、やはり人見組の姿が見えないため、白土を下山させ、とりあえず最後まで一緒だっ た清水組に状況問い合わせをさせる。空荷で下山した白土が戻り"人見組は体調不良の為下山"と言うことを確認し出発。30分後の15:30に殺生ヒュッテ着。最終の清水組も約20分後に到着。全員が全身びしょ濡れの為、牛丼(\1,000)等を注文してしばらく小屋にて待機としたが、雨足がまったく弱まらないどころか、風も出てきた為、素泊まりで小屋に泊まることを決定。専任留守宅宛への連絡にて、人見組が無事に横尾山荘に到着した事を確認。涸沢組は無線も通じず、専任留守宅への連絡も無し。午後7時過ぎには消灯。外は一晩中、滝のような雨が降り続き、時折小屋 全体が揺すれる程の強風が吹いていた。

槍が見えだした7/01(日)雨(強風)〜晴れ 槍沢ロッジ発09:30〜仙人岩小屋下10:00(天候回復の為登りかえし)〜槍ノ肩11:10〜11:40槍ヶ岳山頂11:55〜(東鎌尾根)〜12:40ヒュッテ大槍13:00〜大曲14:15〜槍沢ロッジ15:15〜16:45横尾17:00〜17:55徳沢(テント泊)

 午前4時に天候確認をしたが天候は回復せず、依然強風が続いていたため、この時点でキレット越えは断念する。但し天気予報では回復するとの事なので、8時頃まで待機し、天候が回復したら槍ヶ岳ピストンのみをする事にする。山の朝としては遅い午前7時に起床、朝食の後待機する。雨はほとんど止み、風も収まり出したが、濃いガスのみが立ちこめて視界が無いため、午前9時過ぎに下山を決定。9時半に小屋を後にする。後ろ髪を引かれながら下山をしていると、仙人岩小屋付近でガスが切れだし、やがて槍ヶ岳の姿が見えだしたので下山を中止、殺生ヒュッテまでの約30分間を登りかえして山頂に向かった。
 通常、槍ヶ岳は肩にて荷物をデポし、空荷で登る山だが、今回はMHトレーニン グであるため、終日ザックを担ぎ、山頂着。薄い雲は残るも、青空の下、完全に回復した天候の中で、貸し切り状態の狭い槍ヶ岳山頂を30分ほど楽しんだ。
 あまりに良い天気となったため、そのままの下山ではなく、東鎌尾根をヒュッテ 大槍まで歩き、槍沢まで下降した。槍沢の下りは、一部雪渓上を下ったりした為に快調にとばせ、予定より早く大曲を通過。そのままほとんど休憩を入れずに横尾まで下った。槍ヶ岳山頂にての携帯電話での留守宅との連絡で、無事に下山した事が分かったB隊と、横尾にて合流。テントサイトとして横尾より居住性が高いはずの徳沢園まで下る。ところが徳沢園はブヨの大群がいて、この結果、私の右腕だけで 32カ所のブヨに刺された後が残った。

槍山頂直下 槍ヶ岳山荘 槍沢・大曲付近

7/02(月)快晴
先発隊発06:15〜07:45上高地 解散
後発隊発10:30〜12:30上高地 →帰路

 私が起きた時はすでに菅野以外の全員の姿が無くなっていた。我々はのんびり支度をし、快晴の上高地散策を楽しみながら下山。上高地より搭乗客10名ほどの横浜行きバスに乗る。→新宿着18時→横浜帰着19時。

以上。川名@森羅

大曲付近の雪渓を歩く 徳沢園にて 最終日の朝

B隊報告
[涸沢ピストン]

コースタイムおよび天候
6/30 雨
上高地BT6:55〜7:40明神7:45〜8:25徳沢8:45〜9:30横尾10:10〜本谷橋11:15〜本谷出合11:45〜13:15涸沢
7/1 朝のうち曇り、その後晴れ
涸沢8:50〜本谷橋10:30〜11:30横尾16:55〜17:45徳沢
7/2 晴れ
徳沢6:15〜7:00明神7:10〜7:45上高地(河童橋)

6/30
 朝、松本を出発時より雨が降り始める。
 上高地より、カッパを着用して出発(僕は傘をさしましたが・・・)。横尾ま ではA隊が同行してくれる。荷が軽いので軽快に歩ける。A隊よりもう少し速く歩くよう要望。明神からはスピードアップ。初心者の黛、張、西川も荷が軽いため、がんばって歩いている。横尾で大休止の後、涸沢へ。横尾までが早足だったのでゆっくり歩くよう指示。横尾谷は新緑が美しく、本谷橋付近では、ツツジ(アカヤシオだと思う)が盛り。その他本谷橋付近では、コイワカガミ、キヌガサソウ、キバナスミレなど。横尾本谷、涸沢とも所々残雪が見える。いやな予感がする。この辺りより、沢筋で所々雪渓を横切る。涸沢付近では、山桜も残っていた。雨のため休憩もそこそこに黙々と歩く。と、目の前の地面が真っ白(+_+)。いやな予感があたってしまった・・・・・雪渓だ。ヒュッテまで普通に歩いても15分程度の場所なので、覚悟を決めて、出発。おそらく雪渓歩きがはじめての、張、西川を中心に、にわか雪上歩行講習 に。モレーンを登る最後の急登が少しつらそうだったが、無事、涸沢ヒュッテに到着。なんと!テントは一張もない。こんなこともあるのだなぁ。涸沢上部の様子がガスでわからないので、テント設営後、小屋で状況を確認。ザイテングラートは、取り付くまでと、白出のコル直下に残雪があり、特に上 部は凍っているそうでピッケル、アイゼンは必携のよう。明日の登頂は断念。横尾に引き返す決心をする。A隊とは無線つながらず、また涸沢の公衆電話は、衛星電話のため悪天下で使用できずに、結局明朝出発するまで連絡は取れなかった。夕方から風雨強まり、早めに就寝するも雪上でシュラフカバーだけではさすがに寒く、つらい一夜を過ごす。(寝具装備:中山・張 カバーのみ、黛 シュラフ のみ、西川 シュラフ+カバー)

7/1
 8時頃より雨も上がり、出発の支度をする。今日は回復の兆しが見える。A隊はおそらく行動しているだろう。うらやましすぎる・・・・・
 先ずは雪渓歩き。ここだけは僕が先頭になり慎重に下りる。3人とも安定した歩行をしているので一安心。雪渓終了地点付近より、急速に天候が回復。稜線も見えてきたので。しばらく名残を惜しむ(というよりは恨めしげに眺める (^^;)。昨日の登りとはうって変わって、快適な登山道を横尾に向けて下る。新緑が雨に洗われて気持ちいい。当初の心算では、今日は小梨平泊、明日岳沢を登り、A隊に合流と思っていたのだが、本日岳沢ヒュッテまで登っておけば、明日は前穂を踏めることに気付き、そのように変更する。日の長い時期なので、暗くなる前に岳沢ヒュッテには到着できるはずだ。  横尾で、留守宅に連絡を入れる。A隊は本日下山とのことで、横尾で待つこととする。先ほど槍の山頂から連絡があったとのことなので、早くても4時間ほどは待つことになると覚悟を決め、各自濡れ物を干したり、昼寝をしたり思い思いに過ごす。毎定時には無線を開けていたのだが、通じず。無線さえ通じればこんな環境の悪いところで過ごすより、徳沢までいけるのに・・・・。後で判ったことだが、こちらの声は向こうに聞こえていたそうだ。16時過ぎ、白土・大友隊、清水・吉野隊が前後して到着。しばらく間をおいて川名・菅野組が到着。しばらく休んだ後、徳沢へ向けて出発。

7/2
 川名・菅野組を残し、全員6時に出発。荷が軽いためか急いだつもりはなくとも1時間半で河童橋に到着。
 天気が良いのと、人がいないのとで、観光客気分を楽しむ。

以上、中山@森羅






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