山行報告2001-INDEX


【2001年度・夏期合宿山行A隊】2001.10/28up

ヘリコプータ観光にいく2001年度夏合宿A隊
第一次・マッターホルン山行報告 (3)


山行日誌 MH2001 Top Page
期日 内容
7/19(木)〜7/20(金) 出国〜ツェルマット入り
7/21(土)〜7/22(日) 登擧訓練とブライトホルン登頂
7/23(月)〜7/24(火) モンテローザ登頂
7/25(水)〜7/26(木) 休養とヘルンリ偵察
7/27(金)〜7/28(土) ヘリフライトと帰路
7/29(日) 帰国

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機長さん07/27(金) [ヘリフライト・移動]
ツェルマット12:10(列車)→ブリーグ13:22(列車)→17:16チューリッヒ

 さて、ツェルマット最終日。この日は当初、朝一で帰り、チューリッヒ観光の方をメインとする予定でいたが、登れなかったマッターホルン。せめて上空から山頂を眺めてやれ、と考えて、ヘリコブターで飛ぶことにした。フライト料金は195スイスフラン(日本円で15000円弱)/1人、で、けして安くは無いが、全員度胸を決めて乗る。私以外のメンバーはヘリコプター初体験であり、特にカンスケは恐怖におののいていたので目一杯脅かしてあげたが、結果として全員大満足であった。  ヘリポートはツェルマットの繁華街から少し離れた場所にあった。レスキュー用に、救急車も乗れるという大きなエレベーターでヘリポートに向かう。まず事務所に行き料金を支払い、ヘリが来るのを待つ間、デモ用のビデオを見せられる。カンスケは段々と緊張してきた様だ。やがてヘリの音が聞こえ到着。エンジンは止めずに休む間も無く私たちに乗れと言う。パイロット以外、お客は4名乗れて、3名が後ろの席。1名のみが機長の脇の前座席に乗れる。最初カンスケに乗れと言ったのだがいやがって、結局私が乗せられる。シートベルトを締めようとしている間にもう飛び出した。

マッターホルンに近づく 飛行ルートは、まず谷を下流に北上し左(西方向)へ曲がり、ヴァイスホルン(4505m)の氷河上を走る。氷河上は大きくクレパスが口を開けている。飛行高度は氷河上の10メートル程上を這うように飛ぶ。ヴァイスホルンの稜線を飛び越えて今度はツィナールロートホルン(4221m)を横切り、ロートホルンヒュッテの横を飛び越え、オーバーガーベルホルン(4063m)のコルを飛び越える。この飛行コースの設定が絶妙で、特にオーバーガーベルホルンの突き上げた東壁にぶつかりそうになるくらいに接近した後に左旋回しながら急上昇。両側に岩稜が迫った三ノ窓の様な狭いコルを飛び越えると、圧倒的な高度感と目の前にマッターホルンが現れる。これまでに飛んだ全ての山々が4千メートルを超えていて、更にマッターホルンよりも難易度が高い山々だ。そして一直線にマッタホルンの北壁に迫る。ヘルンリヒュッテの上空から右旋回。今度はヘルンリ稜上空を稜線の角度に合わせて上昇。ヘルンリ稜に取り付くクライマー達の姿が手に取る様によく見えた。そのまま上昇し、山頂部分を反時計回りに一回転。山頂には2パーティがいて、特にイタリア側山頂の有名な十字架の近くにいたパーティは印象的であった。比較的緩い傾斜のヘルンリ稜に比べて、北壁側の傾斜もすごいが、南壁側の急勾配も度肝を抜いた。全体の印象としては、こんな山に歩いて登れるのだろうかという感じ。ヘリはそのままマッターホルンを後にして、今度はブライトホルンへ向かう。ロープウェイの駅があるクラインマッターホルンの横を飛び越えて、ブライトホルンのイタリア側斜面をゆっくりと横切ると、ポリックスの左手のコルを飛び越えてゴルナー氷河上空に飛び出す。直ぐ下に我々が泊まったモンテローザヒュッテが見える。そのまままっすぐに飛び、ゴルナーグラードの山岳ホテルの真上を飛び越えて帰路となった。この間、約20分間。私はというと、ずっとビデオカメラを回していた訳だが、ななんと後で見返したらマッターホルン上空の一番肝心な部分が撮れていなかった。どうやらあまりにボヘ〜っと見続けていた為、ビデオのスタートボタンを押し忘れてしまったようだ。何ともまぬけな事だが、あの山頂へ伸びるヘルンリ稜のルートは、シッカリ頭に焼き付いている。ヘリから真下に見た事もあるが、何という高度感だろう。度肝を抜かれてしまい。ヘリを降りてもしばし放心状態であった。カンスケも、酔う暇も無かったようだ。1万5千円は安い。カトマンズで乗った、エベレストなどが眺められるマウンテンフライト(1時間)の1万円は高いと思ったが、今回の20分/1万5千円は確かに安い。もう一回乗りたいと言ったらみんなに笑われたが、あの時の私はマジだったのだ。

 こうして、我ら4名での夏合宿A隊は終わりを迎えた。

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 駅前のカフェでちょっと早い昼食を食べ、1時間ほどのお土産購入時間を経て、ブリークへの列車に乗る。あまりに観光地化されていて自分の中ではちょっと印象が悪かったツェルマットだったが、これで帰るとなると名残惜しい。さらばツェルマット。 又会う日まで、マッターホルン。

 ブリークからは直行が無く、ベルンで一回乗り換えて、チューリッヒ着17時。初日に泊まったホテル・シティーに到着。部屋は一週間前と同じ部屋であった。夜は町に出て、かねてからの私の希望、本場のビヤホールに入る。兵器庫後に作られたビヤホールだそうで、店内に色々な武器(大砲や機関砲、サーベルなど)が飾られていた。ビールやつまみも美味しかった。食べ終わってから、まだ薄明るいチューリッヒの町を見物。繁華街があると言われている川の反対側も偵察に行く。お酒を飲むところや若者達も多く、とてもにぎやかであった。
 部屋に戻ってから、お酒でも飲もうと話していたが、帰ったらもうバタンキューとなる。どうもこちらに来てからずっと、夜更かしが出来ない。直ぐ寝てしまう。



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07/28(土) [帰国 午前中観光 午後→空港へ]
チューリッヒ17:00(SR536)→18:05フランクフルト20:50(JL408)→成田(7/29 14:55)

 ホテルの朝食を食べる。バイキング方式でまずまずだった。10時にチェックアウト。 まず駅に向かい、飛行機のチェックインを済ませる。ここで預け荷物も引き受けてもらえるので軽くなった。その後、15時までは自由行動という事になり、吉野さんは美術館巡り。私とカンスケ、カボの3名はショッピングに走る。
 15時、チューリッヒ中央駅集合。空港行きの電車に乗りチューリッヒを後にする。チューリッヒ駅でのチェックインでは、乗り継ぎのフランクフルトからのJAL便まではチェックイン出来なかったので、ここでチェックイン。並び席を確保した。 ここで心配だったのはお土産で買ったナイフ。すでに荷物を預けてしまった為、心配であったが、チェックゲートの前で婦人警官に見せたらそのまま持っていけと言う。キツネにつままれたように入ったが、チェックゲートを過ぎた先で、さっき買ったナイフが免税店で堂々と売られていて、納得する。こんなちゃちなナイフではハイジャックも出来ないって事スか??



 スイス航空のかわいらしい飛行機に乗り、ベルト着用サインが消えたと思ったら着陸のサイン。感覚的には、羽田から名古屋程度の近さであった。フランクフルト着。ここでの待ち時間も2時間ほどであった。ここはドイツ。さてここでも本格的なビヤホールがあるかなと物色したら、空港内でただ一つのレストランは"アメリカン"。最後のビールの乾杯をして成田行きのJALに乗る。帰りは夜と言うこともあり、ほとんど寝て過ごす。しかしせっかくJALに乗ったのにマズイ日本食は勘弁して欲しい。

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07/29(日) [帰国] →14:55成田空港 解散→帰宅

 成田空港に帰り着き、成田エキスプレスに乗り、途中、メンバーの1人1人と別れ、重い荷物にあえぎながら自宅に帰り着いたら、家の者達は皆町内のお祭りと盆踊りで出払っていて、期待していた家庭の味は無し。仕方なしに冷蔵庫をあさり、冷凍のソース焼きそばとボイルドソーセイジ。そしてアサヒの発泡酒で夕食をすます。 ひとり疲れた身体を横にして8時前に布団に入っていたら、9時過ぎに盆踊りから帰ってきた家族にたたき起こされ、「お土産は〜!」攻撃を受ける。頼むから寝かせてよ。疲れてるんだから……。

以上、 報告おわり

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文責:川名@森羅001


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